2022年10月31日
第一回就労系福祉サービス事業所懇談会開催
令和4年度 第1回就労系福祉サービス事業所担当者懇談会「企業が進める障害者雇用について」が10月13日、西日本展示場(小倉北区)で開催され、市内の就労移行支援所、就労継続支援A型、就労継続支援B型事業所の就労担当者31人にご参加いただきました。(写真)
この日は、講師として、パーソルチャレンジ株式会社から洪信男氏、佐藤愛氏をお招きし、「障害者雇用ガイダンス~オフィスワーク編~企業が進める障害者雇用について」をテーマにご講話いただきました。このなかで洪氏は「本当の就労支援は就労実現後に始まり、支援者が就労前に企業の障害者雇用の目的を知ることが大切であり、企業の人事制度や業務内容を詳しくリサーチすることでマッチングが図られ、適正な応募と安定就労を可能にする。そしてもっとも重要なことは、障害者が働く目的や意味を自分の言葉で言えることである」と述べられました。佐藤氏からは新しい働き方として場所や時間、ツールに縛られず、オンライン上で協働作業を可能にする「コラボレーションプラットホーム」を使って業務を行うことについて、すでに導入している事例を交え説明が行われました。参加者からは、「企業の考え方や求められるものがどのようなものか理解することができました」「この内容を、事業所に持ち帰り支援につなげていきたい」「企業側の考えと福祉とのギャップを知ることができ、今後の支援の改善のヒントになった」など前向きな感想が寄せられました。