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2024年10月31日

特別支援学校の保護者・教員など対象に説明会 (NEW!) 

 北九州障害者しごとサポートセンターによる令和6年度「第1回 職業能力開発説明会」が9月5日、戸畑区の「ウェルとばた」で開催され、市内の特別支援学校高等部、中学部、小学部の保護者、教員及び関係者35人が参加した(写真)。

 同センターでは、北九州市から「北九州市障害者就労プロモーター事業」を受託、特別支援学校在籍中より就労のイメージを形成してもらうことを目的に、生徒・保護者・教員向けに講演会、職場見学会、職場体験会を開催している。

 この日はまず、「就労に向けた取り組みについて」をテーマに、東洋食品株式会社の吉岡裕史氏による講演が行われた。このなかで吉岡氏は、学生に求めることとして「実習で気付いたことを就職後も活かして欲しい。社会人になることを自覚し責任ある行動をして欲しい。一人の力だけでなく周りの方のサポートがあることを認識して欲しい」と社員教育を通して感じることを、事例を挙げながら報告した。また、保護者の方には「自分で選んだ道は忍耐力につながる。保護者や学校の意見のみでなく、本人が興味を持った仕事への後押しも大切にして欲しい」と述べた。その後、同センターの大坪巧弥所長から、学校生活と就業生活の違いについて説明が行われた。就業生活に向けて身につけて欲しい生活力では事例を通し、「自分の気持ちを言葉にすることは勇気がいる。本人の話を聴く姿勢と日頃からのコミュニケーションは大切」とした。最後に、福岡障害者職業能力開発校からは同校の概要及び早期訓練の募集について説明が行われた。

 終了後のアンケートでは、「現場の本当の声が聞けて良かった。耳の痛い部分もあったが、本来そう言った内容をハッキリ聞くことがないので常々気を付けて頑張りたい」「実際の事例を聞けて、親として今後どう子どもに接したほうがいいのか参考になった」「今の生活で子自身にやらせることや体験させておくべきことなどが分かった」「社会に出て悩みがでたとき、家族だけで悩みを抱えず、相談できる場所があると知り安心できた」など多くの感想が寄せられた。なお、第2回の同説明会は10月18日に開催予定。

【特別支援学校の保護者・教員など対象に説明会】終わり。

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