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2025年9月22日

今年度第2弾の企業向けセミナーを開催 (NEW!) 

北九州障害者しごとサポートセンターによる令和7年度企業向けセミナーの第2弾として、「専門家・先輩企業から学ぶ障害者雇用促進セミナー ~障害者雇用の促進と職場定着の実現に向けて~」が8月28日、西日本総合展示場(小倉北区)で開催され、企業及び関係者44名が会場とオンラインで参加した(写真)。

同センターでは、北九州市から「北九州市障害者雇用アドバイザー派遣事業」を受託、障害者雇用を検討している、または実際に障害者雇用を始めて間もない企業にアドバイザーを派遣している。今回は障害者雇用に関する法制度や障害者の雇用事例を通して、雇用と職場定着への理解を深めてもらうことを目的に企業向けセミナーを開催。

この日は、講師として小倉公共職業安定所の田村あかね氏、五楽信和工業株式会社の藤原博昭氏と井上弘暢氏を招き、講演が行われた。この中で田村氏は、障害者雇用の状況や障害者雇用促進法の改正による企業への影響、事業主が利用できる支援策などについて説明を行った。また、藤原氏は会社紹介に続けて、障害者雇用に取り組んだきっかけや取り組み内容を具体的に説明。仕事を導入する際は「本人の得意を活かせる仕事は何か、できそうな現場は何か」という観点で様々な作業を経験してもらい、本人に合った仕事内容を決めており、現場での指導は若手社員に任せて頻繁にフィードバックしながら社員教育も含め取り組んでいると述べた。さらに、数か月毎に社長との面談を行い、「できていること、困っていること」を早期に把握して改善すべき点は即対応しているなど、社長を中心に会社全体で障害者雇用に取り組んでいることも紹介された。その後の質疑応答では、参加者から「職場での指導は社員の負担になってないか」との質問があがり、井上氏は「職場に導入するうえでマニュアルを整備しており、若手社員が指導する際に業務を深く理解するきっかけになっている。その有益性を社員も理解している」と答えた。

セミナー終了後のアンケートには、「これから障害者雇用を行っていく中で、準備から採用までについて勉強になった」「常に何かのヒントをもらえる機会だと感じている。これからも可能な限り参加したい」など前向きな感想が寄せられた。あわせて障害者雇用に取り組むうえでの各職場での課題や望む支援など具体的な意見が寄せられ、今後の支援の参考にもなっていた。なお、次回の第3弾は12月に開催予定。

【今年度第2弾の企業向けセミナーを開催】終わり。

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