2023年12月1日
「第3回 はたらく仲間の交流会」を開催
北九州障害者しごとサポートセンターによる、今年度「第3回はたらく仲間の交流会」が11月25日、ウェルとばた(戸畑区)で開催され、同センターの登録者、関係者ら24人が参加した(写真)。
同センターでは、登録している利用者を対象に、利用者同士が交流を通して職場での悩みなどを共有し、日々の仕事へのリフレッシュができる場として年間4回、交流会を開催している。
この日は、前半にふくし出前講演として「北九州市社会福祉協議会権利擁護・市民後見センターらいと」の西田智之氏を講師に招き、「あんしんな暮らしのお手伝い」をテーマに講演が行われた。このなかで西田氏は、「権利擁護」について権利とは「自分らしさ」、擁護とは「守ること」「自分らしく暮らすことを支援する」と述べ、「らいと」の支援内容や利用するにはどうしたら良いのか、支援できないことは何かなど、具体的な利用に関して事例を交え分かりやすく説明した。また、最後に「『らいと』がサービスを提供していくなかで大切にしていることは、『利用者の気持ち』『利用者が持っている力』『利用者の安全な暮らし』であり、みんなが安心して暮らせる支え合いのまちづくり目指しています」と述べた。
後半はグループに分かれ、講演の感想や「将来の自分」などをテーマに意見交換が行われた。参加者からは、「らいとについて勉強になりました」「これからひとり暮らしをしたいと思っているので、また話を聞きたいです」「お金を管理することができないので制度があることが分かり、とても良かった」など活発に感想等が出された。初めての参加者も「楽しい交流会でした。また参加したいです」と笑顔で話し、なごやかな雰囲気で交流を深めていた。なお、第4回の同交流会は2月10日に開催予定。